2024年1月1日に発生した能登半島地震で、地震の揺れで倒れたやかんの熱湯がかかりやけどを負った5歳の中川叶逢ちゃんが、4日後の1月5日に亡くなったというニュースをテレビで見ました。
やけどで亡くなくなってしまったということは、中川叶逢ちゃんはかなりの大やけどを負って手の施しようがなかったのかなと思ったのですが、叶逢ちゃんを診察した男性医師はやけどの程度を「軽傷でもなく重傷でもない」と言って入院を拒否。
入院することができなかった叶逢ちゃんは、その後高熱を出して亡くなってしまったというのです。
中川叶逢ちゃんが搬送された病院は金沢医科大学病院だとわかっているのですが、診察をした男性医師は誰だったのでしょうか?金沢医科大では新人の先生がオロオロしていたという噂もあり、気になります。
そこで今回は、
- 中川叶逢ちゃんを診察した金沢医科大の男性医師は誰?
- 中川叶逢ちゃん死亡は男性医師の医療ミス?
などについてまとめますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
【能登地震】金沢医科大で医療ミス?中川叶逢ちゃんがやけどで死亡
重症やけど 5歳のこどもが「熱がある」からとして 病院の廊下に 亡くなった 金沢医科大病院 震災死か 医療〇人か pic.twitter.com/wNFuLIzEPj
— コロナも嘘の塊り@はんぼけ古式リベラル (@nekomatakio3) January 9, 2024
2024年1月9日、能登半島地震の揺れで倒れたやかんの熱湯がかかり、やけどを負った中川叶逢ちゃん(5歳)が金沢医科大に搬送されましたが入院を拒否され、その後死亡していたことが報じられました。
2024年1月1日に発生した能登半島地震。5歳の中川叶逢ちゃんは母親と一緒に親戚の家で石油ストーブの上でお餅を焼いていました。
大きな揺れでストーブの上のやかんが倒れ、熱湯が叶逢ちゃんにかかり、叶逢ちゃんはおしりや足に大やけどを負い、母親はすぐに救急車を呼んだものの震災直後だったので救急車に来てもらうことはできなかったそうです。
その後、母親は自分の車で叶逢ちゃんを病院に連れて行こうとしましたが、地震で道路が割れていたりしてたどり着くことができず、改めて救急車を呼びやっとの思いで金沢医科大にたどり着きます。
ようやくたどり着いた金沢医科大で、叶逢ちゃんは診察してもらうことができたのですが、叶逢ちゃんを診察した男性医師は、
「やけどは軽傷でもなく重傷でもない」
引用元:https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20240109/3020017955.html
と言われ、入院を希望したものの断られてしまったのです。
大やけどを負った叶逢ちゃんは、一旦親戚の家に戻りましたが、1月3日になって容体が急変します。
1月3日になって、叶逢さんは41度の高熱とめまい、ひどい吐き気の症状が出て、別の医療機関を受診しましたが症状は改善せず、4日に再び内灘町の病院に行きました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20240109/3020017955.html
高熱とめまい、吐き気で4日に再び叶逢ちゃんは金沢医科大を訪れたのですが、診察を待っている間に呼吸が停止。集中治療室で治療をうけたものの翌日亡くなってしまったのです。
叶逢ちゃんを最初に診察した男性医師は、叶逢ちゃんが亡くなったことについて、
「医療ミスはなかったと考えているが、われわれの対応が本当に正しかったかどうかについては、これから時間をかけてしっかりと検証していく」
引用元:https://www.nikkansports.com/general/news/202401090000936.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp
と、自身に医療ミスはなかったというような説明をしています。
叶逢ちゃんの母親はテレビのインタビューで、叶逢ちゃんの火傷の状態を
と話していました。
実際の叶逢ちゃんの火傷の写真を母親がX(twitter)に投稿していたので、ご覧ください。
少し分かりにくいですが、これが軽傷でもなく重症でもないので入院できなかったと言われた火傷の写真です。
— みさみさ💚 (@anpanchi_31) January 10, 2024
パンツも履けず介護用のオムツを履いていました。 pic.twitter.com/wdDYJEf326
お尻の大部分を火傷しているように見える叶逢ちゃん。皮がめくれてしまって皮膚が赤くなっていて、痛々しいです。私はやけどに詳しくないのでよくわからないのですが、こんな状態でも「軽傷でもなく重傷でもない」と言えるのでしょうか?
どうして金沢医科大の男性医師は入院を断ったのか、男性医師は誰だったのか気になったので調べていきたいと思います。
【金沢医科大】中川叶逢ちゃんを診察の男性医師は誰?「新人っぽい先生」の噂を調査
やけどを負った中川叶逢ちゃんを診察した金沢医科大の医師は、「男性医師」ということしかわかっていません。
金沢医科大学病院のホームページに外来担当医の一覧があったので、小児外科と小児科の医師を調べてみると、地震があった月曜日は3名の医師の名前がありました。
しかし、地震があった直後の緊急時なので病院側の医師も普段とは違う体制で診察をしていたでしょうし、叶逢ちゃんが小児科の医師に診察してもらったのかも分かりません。
ですので、現時点で男性医師を特定するのは難しい状態です。
ただ、匿名の掲示板に金沢医科大について気になる投稿があって、
年始に救急で金沢医大病院にかかったことがあるという人が、新人っぽい先生に放置されたみたいです。
中川叶逢ちゃんも、高熱が出て金沢医科大を再び訪れた際、部屋があくまで救急の入り口で待たされていたそうで、その間にどんどん白くなっていったと母親が話していました。
他にもこんな投稿も。
金沢医科大、最悪や。息子がコンクリに頭ぶつけて流血して、救急外来いったのに、大丈夫とだけ言われ、検査も処置もせず、血だらけのまま返されました。おかしいやろ!これで6000円とられました。ぼったくりもいいところやんけ!#金沢医科大 #石川県立中央病院 #金大 #北國新聞
— manta (@manta9manta) October 11, 2019
コンクリートに頭をぶつけて流血して金沢医科大の救急外来に行ったものの、「大丈夫」と言われ帰された人も。
叶逢ちゃんを診察した男性医師が新人だった可能性もありそうですが…詳しいことがわかりましたら追記いたします。
【追記】
中川叶逢ちゃんがやけどで金沢医科大学病院を受診したものの、入院させてもらえなかった件について、専門医の意見がX(twitter)に投稿されていました。
専門家として申し上げますが、入院適応です。
— 松下友樹 (@ukeymatsushita) January 10, 2024
バイタルサインのチェック
尿量のチェック
食事、飲水量のチェック
疼痛の管理
創部の管理
など、、、
反論してくる医者がいるとしたら、やけどをみたことがない素人です。
当たり前のことを当たり前にやっていたら、結果は違っていたと思います。 https://t.co/0JGqdqLKvV
専門医によると、叶逢ちゃんほどのやけどであれば入院適応だとのこと。
たらればになってしまいますが、もし叶逢ちゃんが入院して適切な処置を受けていれば、助かっていた可能性がある…そう思うと本当に心が痛みます。
金沢医科大へのSNSの反応
最後に金沢医科大学病院へのSNSの反応を紹介します。
医療従事者として無念すぎる
— ハイポ研修医ゆな (@resident_iya) January 10, 2024
無念すぎるという医療従事者の方。本来ならば助かる命だったということですよね。
お母さんも、まさかやけどで我が子が亡くなってしまうなんて想像もしなかったんじゃないかなと…
発熱にビビッて5歳の子供を見殺しにする金沢医大病院😩
— Hungry Spider (@Hungry_spider72) January 10, 2024
いつまで新型コロナにビビってるんですか?
アホの一つ覚えみたいなICTしかないんかいな(笑)
大学病院て低レベルやねんなクソ病院。
コロナ補助金も全部返せよ。
もう廃業しろや。
いまだに病院では高熱があるとすぐに診察してもらえないんですかね?大やけどを負った上に高熱…お母さんの気持ちを思うとやるせないです。
これは落命する熱傷ではなかったはず。
— ぱくちい🍀 (@mea2525) January 10, 2024
金沢医大から熱傷センターのある近隣の施設に転院すれば良かった。ヘリでも使うべきだよ。
京都アニの犯人さえ救命出来たんだよ。5歳、、可哀想だ。 pic.twitter.com/cQbJJzJ2hN
京アニの犯人は全身に大やけどを負いながら、懸命の治療によって命を落とすことはなかったですよね。どうして叶逢ちゃんは命を落とすことになってしまったのか…
叶逢ちゃんのご冥福をお祈りいたします。