2024年1月27日、昨年放送されたドラマ『セクシー田中さん』のマンガ原作者・芦原妃名子さんがX(twitter)で声明を発表し話題になっています。
芦原妃名子さんは、漫画『セクシー田中さん』を大きく改変された脚本が毎回提出され、最終的にドラマの9話、10話は脚本家ではなく芦原さん本人が脚本を書いたんだとか。
漫画を原作にしたドラマって、漫画の内容に忠実なものだと思っていたのですが、脚本家によって内容が変えられることがあるなんて全然知りませんでした。
『セクシー田中さん』の脚本家は相沢友子さんなのですが、インスタで自分には非がないというような投稿をしていて、「え?この方どんな人なの?」と気になったので、
- 「セクシー田中さん」脚本家・相沢友子は原作クラッシャー?
- 「セクシー田中さん」脚本家・相沢友子の他の作品は?
などについて、まとめますので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
「セクシー田中さん」脚本家は相沢友子!インスタで原作者を批判?
2023年12月24日、『セクシー田中さん』の脚本家・相沢友子さんがインスタを更新。
原作者の要望により、自分がドラマの最終話の脚本の執筆ができなかったことを明かしていました。
相沢友子さんによると、「原作者たっての要望」によって脚本には”協力”という形で携わることができなかったんだそうです。
その後、相沢友子さんは今回『セクシー田中さん』で最後まで脚本を書けなかったことに対して
と話し、まるで『セクシー田中さん』の原作者の漫画家・芦原妃名子さんが脚本を書かせてくれとゴリ押ししてきたかのような印象を受けました。
このインスタの投稿が目に入ったのかはわかりませんが、『セクシー田中さん』の原作者で漫画家の芦原妃名子さんもX(twitter)で今回の脚本執筆について声明を発表。
「セクシー田中さん」
— 芦原妃名子 (@ashihara_hina) January 26, 2024
原作者の芦原妃名子です。
《ドラマ「セクシー田中さん」について》
色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました。
自身のブログ…
ドラマ『セクシー田中』さんの9話・10話の脚本を自身が書かざるを得なくなった理由を明かしました。
芦原さんが『セクシー田中さん』のドラマ化の条件としてテレビ局に提示した内容は次のとおりです。
- ドラマ化するなら「必ずマンガに忠実に」にすること
- 漫画に忠実でない場合は加筆修正をすること
- 漫画は未完結のため、ドラマオリジナルの終盤の設定も原作者が用意すること。
- 原作者が用意したものは原則変更しない。ドラマオリジナル部分は原作者が用意したものをそのまま脚本化する
- 場合によっては、原作者が脚本を執筆
しかし、上記の条件は守られることがなく、毎回漫画を大きく改変した脚本が提出されていたそうです。
多少の脚色はあっても、漫画をドラマ化する時は漫画を忠実に再現するものだと思っていたので、芦原さんの投稿を見てとても驚きました。
しかし、SNSを見ると脚本家の相沢さんが原作をめちゃくちゃに壊す人で有名だという情報が…
脚本家・相沢友子さんについて詳しく見ていきたいと思います。
「セクシー田中さん」脚本家は相沢友子!原作クラッシャーの評判は本当?
脚本家・相沢友子さんについて、SNSではこのような情報が確認できました。
セクシー田中さんの脚本家がビブリア古書堂の事件手帖とかミステリと言う勿れの人だと分かって察してしまった。昔から原作ぶっ壊す人だった。勝手に恋愛脳キャラに改変したり原作の妹を弟に変えたり姉を妹に変えたり平気でする人だからね。
— C (@ccc333tra) January 26, 2024
相沢友子さんが、昔から原作をぶっ壊す人で登場人物を勝手に恋愛キャラに改変したり、原作の妹を弟に変えたり平気でする方なんだとか。
X(twitter)に投稿されていた、相沢さんが脚本を執筆して原作が壊されたとされる作品を調べてみると、次の作品の名前があがっていました。
- 『ミステリと言う勿れ』
- 『ビブリア古書堂の事件手帖』
- 『鹿男あおによし』
- 『重力ピエロ』
セクシー田中さん、脚本家がケンカ売るみたいな投稿ばかりして、芦原先生だってコメント出さない訳に行かないよね。
— マリメッ子 (@appassionato48) January 26, 2024
相沢友子さんって「鹿男あおによし」もバディを恋愛に変えててゲッて思ったし、「ミステリと言う勿れ」の改悪も記憶に新しい。
恋愛要素入れずにいられない頭の古い人なのかな。
相沢友子さん、作品に恋愛要素入れずにいられない人だという評判も。
確か、ドラマ『ミステリと言う勿れ』では、原作にはない風呂光さんと整くんの恋愛要素が盛り込まれていましたよね。原作ファンから大不評だったのを覚えています。
漫画をドラマ化する時に多少の脚色や改編はあるものなのでしょうか?
気になったので調べてみると、「なぜドラマでは原作を大幅に改編するのか」という疑問に対してこのような答えがありました。
脚本家としてはオリジナルで勝負したいもののヒットする保証がないと企画会議を通らないので実績ができるまでは原作付きドラマにあまんじることになるのですが、原作付きドラマはどんなにヒットしても手柄は原作と役者のもの。
でも、改編した上でのヒットなら脚本家のオリジナリティが評価され、次回以降、オリジナル脚本を書かせてもらえるかもしれないのです。
だからみんな原作に手を入れたがるのです。
引用元:知恵袋
なるほど、原作のままだとドラマがヒットしても脚本家の手柄にはならないんですね。
だから、脚本家は原作の内容を変えたがるんだと…
漫画や小説が原作のドラマの場合、脚本家による多少の改変はあるようですが、相沢さんは”やりすぎ”で批判されているんでしょうね。
恋愛要素のないキャラに恋愛要素を入れたり、妹を弟に変えたりというやりすぎ改変に加え、インスタで原作者にお気持ちを表明するなど、原作者へのリスペクトが感じられない点も、相沢さんが非難、炎上している原因ではないかと感じました。
【追記】「セクシー田中さん」原作者の芦原妃名子さんが自殺
セクシー田中さんの原作者の漫画家さん
— キラキラモードⓂ️ (@KirakiramodeM) January 29, 2024
芦原妃名子さん亡くなったの…悲しすぎる…ご冥福をお祈りします pic.twitter.com/obqJImLPl7
2024年1月29日、「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが死亡したことが報じられました。
遺書のようなものが見つかっており、自殺とみられています。
【追記】脚本家・相沢友子氏がインスタに声明投稿
2024年2月8日、ドラマ「セクシー田中さん」の脚本家・相沢友子さんがインスタを更新。「セクシー田中さん」原作者の芦原妃名子さん自殺に対しての自身の気持ちを表明しました。
このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。
芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。
いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます。
SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。
事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。
今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。
お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。
2024年2月8日 相沢友子
相沢友子さんはインスタグラムで声明を発表しているのですが、相沢さんのインスタを開くと投稿画面が真っ白なんですよね。一見なにも投稿していないように見えてビックリしたのですが、真っ白な画像に投稿文を加えていたようで、SNSではこんな意見も。
相沢友子 インスタ、どこに釈明文があんねん?って見てたが、インスタの形式上、こう言うのって写真にして載せる人も多くね?
— シラカワD2🐾🧪 (@cloudship2015) February 8, 2024
真っ白画像上げて、ぱっと見、判別出来ねぇようにしてる?って感じで、なんかもうすげぇなんなんこいつ…ってなってる pic.twitter.com/rPuOC908Lb
相沢さん、最初は芦原さんのことをインスタで「原作者」と呼んでいましたよね。それが芦原さんが亡くなってから「芦原先生」に変わっていて、ちょっとモヤモヤした気持ちになってしまいました。
「セクシー田中さん」脚本家・相沢友子のまとめ
今回は「セクシー田中さん」の脚本家・相沢友子さんについてまとめました。
相沢友子さんはインスタで、「セクシー田中さん」の第9話、10話の脚本を書けなかったのは原作者のゴリ押しだったという内容の投稿をしていました。
しかし、実際は相沢さんが大幅に原作の内容を改変したことによって原作者が仕方なく脚本を自ら執筆していたようです。
原作者の「セクシー田中さん」をドラマ化に対する条件が、きちんと相沢さんに伝わっていたのかは不明ですが、相沢さんは原作をぶち壊す「原作クラッシャー」として有名な人物なようです。
相沢友子さんがインスタで原作者にケンカを売るのではなく、リスペクトを表明していればこんなに炎上することはなかったのかなと感じました。