月刊コミックゼノンで掲載されている漫画『テンゲン英雄大戦』。現在、第2巻が発売中です。
4話では、信長軍と孔明軍が布陣を整えました。
果たして、どんな戦いを繰り広げる事になるのでしょうか?
気になる5話の、あらすじ・ネタバレ込みの感想と、見どころを紹介します!
【テンゲン英雄大戦】5話あらすじ・感想
信長軍はワイターレの隘路(あいろ)を進軍していました。
孔明軍は出てきたところを包囲して潰そうとしていたのです。
中央突破
先鋒を任されているベケット軍が出口から出てくると孔明軍は矢を一斉に放ちます。
ベケット軍は盾を使って何とか防ぎながら、中央突破を試みようと突っ込んできたのです。
しかし、スパルタクス率いる鉄壁闘士隊(スタトゥム)が防ぎました。
かなり鉄壁そうですし、そう簡単には抜けそうにありません。
そこへ近藤が駆けつけて、スキルである血飢虎徹(チニウエタコテツ)を使って鉄壁の壁に風穴を開けます。
スパルタクスはいきなりこんな真似をしてきたことに驚きつつ、近藤の事を褒め称えました。
この間にベケット軍は進軍していきました。
風穴を開けたのですから、一気に行くのは定石ですね。
しかもスキルまで使って道を作ってくれた近藤の頑張りを無駄にしてもいけませんし、頑張ってほしいです。
波状攻撃
更にカストール率いる軍勢も進軍してきました。
本陣から様子を見ていた孔明はベケット軍だけだったらスパルタクスだけでどうにかなるが、他の軍勢にも来られると厳しいと口にします。
確かに他の軍勢まで来られると、ただでさえてんやわんやのスパルタクス軍がよりパニックになりますしね。
更にスティンガー率いる軍勢も駆けつけてきます。
しかし、カストール軍がまだ侵入していない事から様子を見る事にしました。
少々逸ってしまったみたいですね。
挟み撃ち
そして孔明はスパルタクス軍に撤退を命じ、武蔵と弁慶の軍勢で挟み撃ちにしようとします。
スパルタクス軍は撤退し始め、武蔵と弁慶の軍勢は動き出したのです。
オッポはスパルタクス軍を引かせる事でこちらの攻撃の損壊を防ぎつつ、包囲しようとしていると感じていました。
この様子に孔明は「今日はいい風が吹いている!」と満足そうに呟きます。
孔明の口から風と聞くと、赤壁の戦いを思い出しますね。
この場合ですと、流れが来始めていると言う意味なのかもしれません。
盾
一件、不利になりそうな展開ですが、実は信長の予想通りだったのです。
孔明がこう来ると読んでいたのでしょうね。
何処まで読んでいたのか、気になります。
そして武蔵と弁慶の軍勢が左右から挟み込もうとするも、弾かれてしまいました。
その理由はランサーとロニー率いる重装歩兵軍が待機していたからです。
そしてベケット達は目の前の敵に専念し、孔明までの道筋が出来上がりました。
重装歩兵の軍勢が何時の間にかいた事には驚きでした。
孔明は重装歩兵に気づかなかったのは、ベケット軍の攻撃に目がいっていたからだと気づきます。
重装歩兵は隘路を出た後、一度散開して武蔵と弁慶の軍勢が来た時に姿を見せたと呟いたのです。
しかし、数は少ないので弁慶と武蔵の軍勢でどうにかなると踏んでいました。
孔明は2人の事をとても信頼しているみたいですね。
大将自ら
そんな中、信長軍の士気が再び上がった様子を見せ、孔明はその理由に気づくと大笑いします。
その理由は信長が自ら戦場に現れ、出撃して来たからでした。
この事によって盾役の兵士の士気が高まり、守りが強固となりました。
オッポは士気が上がった事により、信長が孔明を上回ると感じていたのです。
士気が上がって勢いもありますし、生半可な小細工は通じないでしょうね。
【テンゲン英雄大戦】5話見どころ
5話の見どころは、作戦の読みあいですね。
孔明は信長の狙いが中央突破だと感じて、弁慶と武蔵の軍勢で包囲して挟み撃ちにしようとしました。
しかし、信長はそれを読んでいて重装歩兵を仕込ませていて、更には自ら出撃する事で士気を高めます。
信長は孔明ほどの軍師ではありませんが、それでも並みの軍師よりも頭は良く、うつけかつ革新的な考えを持つので仰天する作戦も編み出せるのです。
そんな信長が考える作戦に孔明はたじたじになりながらも、即座に対抗しそうですね。
そして信長がまだ何か考えると言う読みあいになってきそうです。
【テンゲン英雄大戦】気になる続きは?
信長が士気を高めましたが、孔明も指をくわえて見ているとは思えません。
今のところ、参加していないウィリアム軍が何をしているのか、気になります。
中央付近で待機している筈ですが、現在動いている様子はありません。
彼らの動き次第で信長軍の運命が変わって来るでしょうね。